将棋ウォーズでは、1日にCPUと何度でも対局出来る「練習対局」モードがあります。
レベルは、「難しい」「普通」「簡単」の3つから選べます。
CPUの強さは3種類
練習対局におけるCPUの強さは「簡単」、「普通」、「難しい」の3種類から選べます。
それぞれのCPUの強さはどれくらいの棋力か
私が実際に対局した感覚では、最も高レベルの「難しい」でもアマチュア6級以下くらいだと思います。
アマチュア6級クラスでは、序盤はある程度の定跡を抑えていて、中盤はリードを広げる差し回しが出来、終盤は5~7手詰めくらいだったら詰ませられるレベルにあると思いますが、このレベルがあれば「難しい」モードに簡単に勝利することが出来ると思います。
その下の「普通」、「簡単」レベルだと、将棋の勝ちパターンを持っている方であれば、勝利することが出来ると思いますので、アマチュア7~13級クラスくらいかと思います。
CPUの「弱い」は、評価値を下げる手を意図的に選択する
「難しい」モードがアマチュア6級以下と感じたのは、CPUがものすごい悪い手(俗にいう悪手)を連続で指す傾向にあったからです。
将棋では悪手が続くと挽回が不可能な形勢に陥ることが多いため、ある程度の棋力があれば簡単に勝ちの形勢に持っていくことが出来ます。
また、仮にこちらが悪手を指しても評価値を上げるような手を指してこないので、形勢を挽回したりすることもある程度の棋力があれば容易かと思います。
練習対局は棋力向上に繋がらない
練習対局モードは、いずれの難易度も「弱い」です。
将棋が強くなりたい方にはおススメしません。
相手の指し手を予想しなくても優勢を築ける為、いわゆる「王様将棋」になりますので、将棋の実力は伸びていきません。
但し、将棋を覚えたての方や、アマチュア13級以下の方でしたら、対局することで将棋に勝つコツが身につきますので、練習対局を行う価値があります。
まとめ
- 将棋ウォーズでは1日に何回もCPUと対戦が出来る「練習対局」モードがある。
- 練習対局モードは、「簡単」、「普通」、「難しい」の3つの難易度がある。
- 一番高レベルの「難しい」レベルでも、アマチュア6級以下と考えられる。
- アマチュア13級以上の方は、王様将棋になり易いのでおススメ出来ない。
- アマチュア13級以下の方には、将棋に勝つコツが身につくため、練習対局はおススメ。
自分の段級に応じて練習対局をやるかどうかを決めることをおススメします。
一度対局してみて「弱い」と感じたら、対局は王様将棋になりますので、練習対局はしないで、他プレーヤーとの対局を楽しむのがいいと思います。